公式サイト https://kokuhou-movie.com
→ 映画『国宝』その一
→ 『国宝 上 青春篇』『国宝 下 花道篇』(朝日文庫)
さて、会社帰りにレイトショーで、
もう一度映画『国宝』を観てみました。
原作を読んでから、
短期間にまた映画を見直した訳ですが、
一回目で疑問に感じていた、
シーンや台詞の一つ一つが、
なるほどこういう意味だったのかと、
いろいろ気づきがある鑑賞でした。
アニメ作品ならともかく、
やはり原作の上・下を、
映画パート1・2にするのは、
興行的に難しかったのか、
苦渋の決断で短くした結果が、
あの174分だったのでしょう。
しかしやはり徳次も、
大阪に来てほしかったなぁ。
喜久雄の最初の大舞台に、
徳次から花が贈られていたのは胸熱でした。
撮影のソフィアン・エル・ファニの、
他の作品は観ていませんが、
ボカシの使い方がとても上手いです。
また喜久雄役の吉沢亮と、
俊介役の横浜流星の、
初めの歌舞伎の実力の差は、
クランクイン前の稽古を、
吉沢が3ヶ月先に始めたことで、
ついた実力の差を利用したようです。
それが徐々に追いついていく・・・。
またじっくり見直してみると、
小道具、大道具、衣装もさすがです。
腕時計も自動車も、
時代考証に間違いはありません。
なんだかまた小説が読み直したくなりました。
でもさすがにもう、
ブログ記事には致しません。
